腸内での定着率の高さが特徴的なL-55という乳酸菌


乳酸菌には、様々な種類があります。総じてアルファベットと数字が含まれている乳酸菌の名前が多いのですが、その1つはL-55です。

 

あまり聞き慣れない乳酸菌の1つだと思いますが、それには定着率に関する特徴があります。他のタイプの乳酸菌に比べると、腸の中で定住する確率が高めなのですね。主にヨーグルトなどに多く含まれている菌類ですが、一部のサプリメントの中に配合されている事もあります。ただしそのようなサプリの数は、比較的少なめですね。

 

お腹の中での定着率に特徴があるL-55


そもそも乳酸菌を摂取しても、お腹の中で活躍をしてくれないと余り意味がありません。摂取をしても効果がゼロになる訳ではありませんが、お腹の中で定着をしてくれる方が、力が強い事が多いのですね。
ただ乳酸菌にも色々な種類があって、定住率が高いタイプとそうでないタイプがあるのです。L-55と呼ばれる乳酸菌は、かなりその率が高めになります。それだけに、腸内環境を改善してくれる効果も期待できるのですが。

 

以前にL-55と、他の乳酸菌を比べる実験が行われた事があります。腸管細胞に付着する数を比較する実験が行われたのです。
まずグループAの方々に対しては、ブルガリア菌を摂取させたようです。そしてグループBの場合は、サーモフィルスと呼ばれる乳酸菌を摂取させました。そしてCのグループは、L-55という事になります。

 

それぞれのグループに対する乳酸菌の定着率を比較してみたところ、明確な差が見られたのですね。まずグループBの場合は、それほど数が多くありませんでした。仮にその数を10だとしましょう。それに対してグループAの場合は、20ぐらいの乳酸菌は定着していました。ですのでブルガリア菌が、多少定着率が期待できる訳ですね。

 

それに対してグループCすなわちL-55なのですが、150前後の乳酸菌が定住している状況だったようです。実に15倍以上もの乳酸菌が定着していた訳ですから、居住率の差は明白でしょう。
つまりそれが、L-55の大きな特徴の1つですね。お腹の中に定住してくれる数が多い訳ですから、効果も期待できるのではないでしょうか。

 

ちなみにL-55は、いわゆる便秘などを改善してくれるタイプになります。かなり頑固な便秘がL-55で解決している事例も見られるのですが、やはり上記の定住率が一因でしょう。それと頑固なアトピー性皮膚炎なども、L-55で解決されている事例が見られます。お通じや皮膚でお悩みの方々にとっては、おすすめの菌類の1つと言えるでしょう。